SS「ももんがクラブメンバーで読書の秋」




クマ「ここが、僕のお家だよ」
星「うわー、本がいっぱい!」
ウッキー「すごいね、クマさん!」
クマ「みんな、今日は静かに読書しよう。好きな本読んでいいよ」
7人「わーい!」

ゆっくり読書をするクマさん

ももんが「あのー、クマさん」
クマ「ん?何?」
ももんが「この漢字が読めないの。これ、なんていう意味?」
クマ「これはね、国境って読むんだよ」
ももんが「こっきょうってどういう意味?」
クマ「国と国との境目だよ」
ももんが「ありがとう」
クマ「いえいえ」

読書に戻るクマさん
ところが

ダイル「ギャハハハハハハハハハハ!!!」
クマ「ちょっとダイル!寝転がって漫画読むのはいいけど、もっと静かに読んでよ。うるさいよ」
ダイル「はぁーい。だって、面白いんだもん…」

クマ「はー、やれやれ」
読書に戻ろうとするクマさん
ももんが「あのー、この漢字はなんで読むの?」
クマ「また?辞書ひけば?」
ももんが「ひき方がわからない」
クマ「しょうがないな、教えてあげる。これは、絶壁って読むの。意味は…」

ももんが「ありがとう」
クマ「ふー」

読書に戻ろうとした時
ペン「ねえはなちゃん、この人カッコいいよ」
ジャ○ーズ写真集をはなちゃんに見せるペンちゃん
花「キャー!カッコいい!」
ペン「だよねだよね!キャー!」
花「ねぇ、これも見て」
可愛い犬猫写真集を見せるはなちゃん
ペン「キャー!可愛い〜!」
花「可愛いわよね〜」
クマ「ゴホン、静かにしてくれる?」
花「ご、ごめんなさい」
ペン「ごめんごめん、つい…」

クマ「ふー、やれやれ」
読書に戻ろうとするが…
ロボ「カエルぴょこぴょこみぴょこぴょこ、あわせてぴょこぴょこ…」
クマ「ちょっとロボ君、なんなの!?」
ロボ「ごめん、早口言葉の本読んでるから、練習したくなっちゃって…」
クマ「だったら小さな声で練習してよ」

クマ「まったく…」
また読書に戻ろうとするも
ももんが「あの、この漢字も読めないんだけど」
クマ「…ももんが君はもうちょっと簡単な本の方がいいよ」
ももんが「えー、簡単な本ってどんな?」
クマ「絵本とかはどう?星君が読んでるような…」

人魚姫を読みながら泣いてる星君
星「ぐすん、ぐすん…このお話、可哀想だよ〜!」
ウッキー「星君まーた泣いてる!泣き虫〜!」
星「え〜ん、え〜ん…」
ウッキー「泣き虫泣き虫やーい!」

クマ「だから静かにしなって!」
ももんが「絵本?ももたろうはもう飽きたし…」
クマ「これはどう?ちから太郎」
ももんが「これ知らないからこれにする!」
クマ「よかったね。星君、ウッキー、静かに…」

ダイル「ギャハハハハハハハハハハハハハ!!おかしくって我慢できないよぉ!!」

花「これも可愛いよ!見て見て!」
つ可愛い芋虫写真集
ペン「キャー!怖いよやめてー!」
花「ほらほら!」

ロボ「隣の客はよく柿食う客だ、隣の客は…」
(だんだん大きな声になったらしい)

星「わ〜ん、わ〜ん!」
ウッキー「泣き虫〜、星君なーきーむーしー!」

クマさん、読書をしながらイライラ

ももんが「あの、これどういう意味?」

ブチッ…(堪忍袋の尾が切れた音)

クマ「うるさーーーい!!みんな出て行けーー!!」




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20年も前にサービス終了した子供向けゲーム、「ジャストキッズ ももんがクラブ」の情報やら考察やら妄想やら。実況もやってます。花ちゃんは俺の嫁